Eaton, Kortum and Kramarz (Econometrica 2011) より
1. 輸出先の市場規模とその国に輸出している企業数は(弱い)正の相関がある。また、その企業数をその輸出国の輸出先市場シェアで標準化した場合(X/λ)、はっきりとした正の相関が確認できる。
2. 輸出総額(売上)はその輸出先の市場規模と正の相関がある。また、個別企業の売上高
の分布は輸出先に関わらず一定である。
3. 企業はその属する国内での売上高が高いほど、輸出先は多くなる。また、輸出先人気別に並べた場合、その人気と企業の国内売上高は負の相関がある。さらにその国内売上高は、不人気な輸出先に輸出する企業ほど高まる傾向がある。
4. 輸出先人気度と輸出先強度(輸出先売上シェア/自国売上シェア)は弱い正の相関がある。また、輸出企業の海外売上高は国内売上高と比べると大きくない。
釈迦に説法ながら日本のデータを使ってほぼ同じことをした論文へのリンクを貼らせていただきます。僕もこんなcounterfactualがしたいです。
返信削除http://www.rieti.go.jp/en/publications/summary/11030038.html
知らなかったよ。ありがとう!
削除お役に立てて光栄です。
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