実質所得水準が高い国ほど相対的物価水準が高いことを説明する理論。
工業製品など一物一価が成り立つ貿易財の労働生産性が高い国は、それが低い国と比べ、労働市場を通じてサービス業等の非貿易財部門の賃金も高いため、一般物価水準が相対的に高くなる。
貿易財労働生産性上昇 → 貿易財価格不変のため貿易財生産増加させるため貿易財生産労働力需要増加 → 労働市場逼迫 → 賃金の上昇 → 非貿易財生産コスト増による非貿易財価格上昇 → 一般物価上昇
http://www5.cao.go.jp/j-j/sekai_chouryuu/sh05-01/sh05-02-fuchu.html
http://en.wikipedia.org/wiki/Balassa%E2%80%93Samuelson_effect
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